この度、弊社アパレルブランドKizuna Okinawaでは、「Preserve Tradition and New Creation~P.T.N.C~」とのタイアップ企画で、新しくかりゆしウェア認証タグをつけた、かりゆしGUAYABERAをBEAMS×Makuake特設サイトにて販売する運びとなりました。
本企画の背景
この企画は、応援購入サイト「Makuake」とビームスの社内公募「マクアケグランプリ2021」のプロジェクトで、
~ビームスが消費者の声を反映した新商品企画と未来のスター社員の発掘の実現を目指す~
というコンセプトのもと、
BEAMS OUTLET OKINAWAの店長「謝花勇輝」さんのブランド
「Preserve Tradition and New Creation〜P.T.N.C」がグランプリを取得したことからスタート致します。
高校の同級生の彼から、
自分がデザインしたかりゆしを全国にリリースしたいと、マクアケグランプリ挑戦の為、アパレル企画相談を頂きました。
昔からお洋服が大好きだった彼、また沖縄を離れ暮らす県外では、沖縄のことをテーマにした作曲もするレゲエシンガーでもありました。
ブランド名にあるように伝統を残し、次の世代が伝統を作っていくという思いが今回のお洋服に込められています。
こだわったかりゆしウェアとデザイン
「なぜかりゆしウェアとして売り出したかったのか。」
沖縄のワークウェアとして定着しているかりゆしウェア。
もともとは、クールビズの流れや県内での縫製業を活性化する背景がありました。
コロナ禍で進んだ働き方の多様性やライフスタイルの変化は、
閉塞感を感じる状況が続く中にも、
仕事やプライベートのon・offという概念ではなく、1日がシームレスなライフスタイルであることで、
「自由度高い生き方を表現する」自らを豊かにするという現代の人生の命題のような、
大事にしたい視点ではないかと考えています。
沖縄で縫製される「かりゆしウェア」をデイリーウェアとワークウェアの両方として活用できる
おしゃれなデザインであれば、県外に発信するワークウェアとして新しい形が
発信できるのでは?と、生まれたのが「かりゆしGUAYABERA」です。
本当に何ヶ月もかけて、ディテールデザインの調整や生産の調整がありました。
沖縄の伝統工芸のミンサー織りの柄刺繍にキューバシャツピンタックやパターンを取り入れた1着。
接触冷感の生地で涼しく、お手入れの簡単な麻調ポリエステル素材。
また、カラーをダークネイビーにすることでシックな印象を表現。
仕事着としても活用できる様工夫しています。
沖縄への想い
企画の相談をいただいた際、彼がこの商品販売を通じて沖縄にできることをアクションとして取り入れたいものがありました。
それが、※首里城ネームタグの製作です。
販売収益の一部を首里城復興への寄贈にしたいという想いからできたこのタグ。
今回の企画だけでなく、このタグをどの商品にも展開できる様になれば、みんなで文化を残そうという
意識を生むアクションになるのではということで敢えてネームタグにしています。
この首里城のネームタグの絵は彼自身が書き起こしたデザインとなっています。
最後に。
今回は、沖縄県衣類縫製品工業組合を始めとして、縫製工場、ビームス本社スタッフや撮影陣など沢山の方のご協力があって、販売開始となります。
この応援購入サイトマクアケでは、目標金額の達成が叶わなければ生産ができませんが、
たくさんの方が一着のお洋服ができるまでのストーリーを知ってもらうことで、
生産背景の価値を感じてもらったり、応援の気持ちがあったり、着たいと単純に思ってもらったりと「モノと人」の沢山の「繋がりのスパーク」が起きたら幸いです。
ご購入はこちらから
この商品は、9月10日から11月10日までの61日間の期間限定で購入ができる商品となっております。
ぜひ一度サイトに足を運んでいただけたらと思います。
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